大平和正展

大平和正展　[2011.10.01-10]

大平和正

（おおひらかずまさ）

1943年東京生まれ。武蔵野美術大学彫刻科卒業後、造園設計を手がける一方で環境を意識した石・金属等による彫刻を制作。1974年伊賀市に転居、作陶も開始する。石・金属・陶・庭等による日本の風土に根ざした独自の環境造形を作り続ける。
1999年「加藤邸の造化（風と水と光と）展は昭和初期の民家を庭ごと使った大規模なインスタレーションで大きな反響を呼ぶ。
2001年「野外プロジェクト入道谷」展は大作「風還元」シリーズ25点により70haの谷を１つの作品にするという前例のない試みで注目された。
2004年「国際野外陶彫シンポジウム（韓国）」招聘制作で50tの土、ステンレス、水による作品を制作。
現在、「風還元」の理念を具現化するための手段として、「球体」というカタチを核にして表現されている。